映画でよく見る「AI vs 人間」。
もう始まっているという話もありますが、
ネット上でも以下のような戦いが始まっているようです。
AIトレーニング用のデータをかき集めるクローラーを無限生成される迷路に閉じ込める「Nepenthes」が開発される >>>
何を仕掛けたか
「クローラー」自体は目新しいものではなく、
Googleの検索エンジンが生まれる30年くらい前から
実用的に利用されているものです。
プログラムがWebページにアクセスし、
そこにあるリンクなどを参考に、次のページにアクセスしていき・・・
情報を収集する機能です。
AIのトレーニングデータとして
Webページが使われるケースもあります。
そうしたクローラー(プログラム)がアクセスしてきた際に、
意味のないページへのリンクを生成し、
永遠にAIのクローラーが意味のないページの情報を収集し続ける・・・
といった檻を作るような仕組みだそうです。
これは、人間 vs AIの戦いの序章!?
このように、AIの挙動に戦うような事例が
今後もどんどんと出てくるのかもしれません。
※もっとも、これは対AIに限らず、
クローラーのようなプログラムに対しての妨害となるため、
純粋な対AIというわけではありませんが・・・
人間の特性を鑑みて対応するのと同様で、
(行動経済学みたいな)
対AIも、そのAIのクセ(弱点)をついて戦うのがセオリーなのかもしれません。
そうした動きをAIが学習し、
AI vs AIというのが当たり前の時代にもなるかもしれません・・・
どんどん理解の及ばない世界が広がっていきそうですが、
本質はとらえられるようにしていきたいですね。
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