今回のメルマガは
キャッチーなタイトルですが・・・
この先、「言葉」の本来の意味が
どんどん破壊されていくのかもしれません。
何が起きた?
和訳を担当してきた日本語コミュニティが解散した、というニュースがありました。
Mozillaのサポートページを和訳してきた日本語コミュニティが解散、Mozillaが勝手に機械翻訳ボットでページを上書きし始めたため >>>
ブラウザ「Firefox」などを提供するMozillaのサポートページは
有志によって翻訳されているようです。
しかし、急に「Mozillaが作成した機械翻訳ボットが記事を勝手に上書きする」という事態が発生。
日本語への翻訳を行っていた日本語コミュニティが解散を宣言した、というものになります。
人間には対応不可能
なぜ解散したかというと、
更新申請があった場合、
72時間以内にレビューをして判断をしないといけない仕組みのようです。
ボット(自動プログラム)は1日で数百件の更新を行ったようで、
人間がレビューするのは不可能な量だったようです。
なお、機械翻訳の内容が適しているかというと、
それは、なんとも言えない感じのようです・・・・・・
言葉の破壊・・・?の先
このように、人間が対応した方が質がよいことでも、
AI(このお話はボットですが)の量には到底勝てません。
まさに「悪貨は良貨を駆逐す」な感があります。
上記記事に記載がありましたが、
例えば、Microsoftのサポートページの「help」が
「助けて」と翻訳されるケースがあるとのこと。
さすがに、日本人なら即おかしいと感じますよね。
AI活用が広がれば広がるほど、
こうした「普通に感じること」が壊されていくと感じます。
しかし、このような「普通」が壊れた世界が
当たり前になった時・・・
実は、それが「普通」であり、
例えば「助けて」という表記が一般的に受け入れられてしまうのかもしれません。
世の中、なるようにしかならないのかもしれませんね。
個人的には、言葉は大切に使っていきたいですが・・・
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