【メルマガ】OSSの世界でも、世代交代は難しい(2026年02月17日)

OSS(オープンソースソフトウェア)。
ソースコードが公開され、誰でも自由に改変・再配布できる無償のソフトウェアのことです。

巨大なOSSもありますが、ちょっとしたOSSも多数あります。

すなわち、それぞれに開発者がおりますが、
その開発者が対応できなくなったら、もうそのままになってしまいます。

無償、だからタチが悪い

無償なので、代わりに開発を継続してくれる人を見つけるのは
相当ハードルが高いです。

しかも、無償であるがゆえに、
様々なソフトウェアで使われ、なくてはならない部品になっているOSSも多数あります。

対応が大変でメンテナンスしなくなるケースもありますが、
無償で対応できる範囲を超えている(生活できなくなる)、
その開発者に不幸があった…など、
いくらでも継続できないケースは出てくるでしょう。

まだまだシステムの寿命が伸びていくと思いますし、
こうした問題は今後、増えていくと思われます。

34年以上にわたって管理されているLinuxカーネルは、
リーナス・トーバルズ氏がいなくなった時のインパクトは読めないですね。。

リーナス・トーバルズの後任を決める緊急時対応計画をLinuxカーネル開発コミュニティが策定、ファイル名は「コンクラーベ」 >>>

有償のソフトウェアを使えばよいのでは?

そんな簡単にいかないのがソフトウェアの世界です。

切り替えるにもコストが必要、
有償ソフトウェアとなるとそのコストも必要です。

そして、そもそもOSSの代替がないようなケースもあるでしょう。

いまのOSSを使い続ければよいのでは、と思うかもしれませんが、
OSバージョンアップによる影響、セキュリティ脆弱性対応など、
そのまま使い続けられるソフトウェアは
もはやありません。

事業の後継者問題と同じ

言っても、上述したLinuxのような大きなOSSは
関係者も多いので
バタつきはするものの大丈夫でしょう。

ただ、個人レベルでメンテナンスしているOSSは、
ある日、腐ったままになるリスクが高いですね。

さらに、そのOSSを使っているかどうかを、
利用者自身も知らないことも多いでしょう。
(パッケージに何が入っているのか、意識しないと分からない)


こうした引継問題、事業の後継者問題と同じですね…

ただ、事業の場合、無償ではないので、
やはりOSSの後継者は
難しい問題だと感じます…

解決できるとしたら、生成AIかもしれませんね。

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