クラウドファンディング。
ここ数年でかなり一般化してきた資金調達手法かと思います。
ただ、その使い方について疑問を感じている方もいらっしゃいます。
今回のメルマガでは、こうした「サービスの意義」について見てみましょう。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは、資金調達の一つの手法です。
「やりたいこと」「夢」「社会的な課題の解決」に対して、ビジネスの立ち上げが難しいケースがあります。
規模が大きくならないと利益が出ない、そうするためには先行投資費用が大きすぎる・・・など。
そうした通常の資金調達(銀行等)が難しいようなケースに、賛同者から直接資金調達できるような仕組みです。
私も、マニアックで数売れないだろう・・・といったコンセプト製品の購入や、(その方の)夢を実現するための支援などを行ったりしたことがあります。
一定額以上資金が集まらないと未成立(お金は返金)、のような形もあります。
資金調達が成功しても、その事業が失敗してリターンがないこともありえます。
クラウドファンディングへの疑問
クラウドファンディングのサービス提供側の利益は、プラットフォームの利用料と資金調達額の歩合だと思われます。
そのため、多くの資金調達ができれば、儲かる仕組みになっていると思われます。
そうなってくると、(最近のクラウドファンディングをご覧の方はご存じかと思いますが、)ただの製品販売サイトと化してくることになります。
「このような製品を実現したいから資金が必要」から「こういう製品があるけど、日本でまだ発売していないです。資金を先に出してくれたら売りますよ」みたいな「ただの通販サイト」になってきています。
ニッチな製品ならまだしも、大手がそのようなことをし始めているのも見受けられます。
ビジネス・ルール違反をしているわけではないので何か悪いわけではありませんが、やっぱりクラウドファンディング趣旨からすると「なんだかなー、、、」という感じですね。。
言ってることと、やってることは違うよね
ビジネスではよくある話です。
キレイ事だけでは成り立たない。
ある意味、現実的な対応。
色々とあるでしょうけど、本質的な提供価値についても忘れずに、ビジネスを続けていきたいものですね。
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