世界中、どこからでもつながるようなイメージのあるインターネット。
インターネットの思想としてもそうでしょう。
しかし、様々な情勢、思惑から、トレンドとしては分断が進むのかもしれません・・・
今回のメルマガでは、そんな大局を考えてみましょう。
X(Twitter)のポンコツな対応
利用者からするとナナメ上の対応が続くTwitter。
Twitter内のリンクの読み込みが遅延したり、過去に投稿した短縮URL(t.co)がつながらなくなったりとしているようです。
これ、そのうち、外部リンクは全て無効化されてもおかしくない状況のような気もします。
インターネット上のサービスではありますが、Twitterサービス内に閉じこもり、他と連携しない(させない)ような動きにも見えます。
この先、他サービスも追従するようなことがあれば、どんどん分断していくかもしれません・・・
ネットワーク自体を分断
インターネット自体は、基本的には物理的な線でつないでいるだけです。
網の目のように張り巡らされているとは言え、大きく見ると、海底ケーブルは限られていますし、各国間の経路も多いわけではありません。
戦争などにおいて物理的・論理的なブロックも行われますし、中国のグレート・ファイアウォールは有名な話です。
世界中でオープンに使えるような状況ではなくなっていると感じます。
物理線ではなく、衛星を経由する形であれば制御はしづらいとも考えられますが、どこかで衛星から物理線の世界につながる必要があるため、大局は変わらない気もします。
(接続先のサーバ自体は、物理線でつながってますから。)
日本自体はそうした制御はほぼなく、ネットワークのオープン性については、日本は誇ってよいかと思います。
(スパイやセキュリティ面などの良し悪しはさておき)
いずれにせよ、ネットワークを制御することが情報を制する時代になってきている気がします。
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