【メルマガ】ChatGPTでシステム開発高速化(2023年10月17日)

ChatGPTがサービスインして、もうすぐ1年です。
日本で流行始めてからは、半年ちょっとというところでしょうか?

私はガンガン活用して業務をしていますが、その中でもどんどん機能が進化していっています。

今回は、プログラミング面での活用をお伝えいたします。

新たなコードのサンプルを作成

今までもよく言われていた使い方ですね。

この言語で、こういう処理がしたい。
コードを書いてください。

そうすると、サンプルコードを作ってくれます。

それをベースに本当の要件内容に変更することで、スピーディーに開発ができます。
(かつ、情報漏洩面でも安心かと)

ChatGPTがない時代でも、ネットや書籍から近しいサンプルコードを探してきて変更していましたので、やっていることは実質的には変わっていない気がします。
そのスピードが相当早くなった感じですね。

Google検索して探すことが減りました。

この辺りは、Microsoft(GitHub)のCopilotもイケそうな感じです。
まだ使うシーンがないので、こちらについては割愛です。

コードレビュー

セキュリティ脆弱性の埋め込みなど、分かっていないと気がつかないこともあります。
そうしたアドバイスをChatGPTにもらうことも有効です。

コード内容によっては情報漏洩になりかねませんので、その点はご注意ください。
変数名を一般的な言葉に置き換えるなど、工夫が必要かと思います。

エラー内容の解析

最近のChatGPTのアップデート(有料版)で、さらに使えるようになりました。

というのも、画像をそのまま渡せるためです。

エラーが発生した画面、つまりスクリーンショットを添付しつつ、内容を文章で補足する。
これだけで、ChatGPTに伝えること自体が高速化できます。

これを初めて使った時は結構感動しましたね。

結局のところ、基礎力は必要です

非常に便利なChatGPTですが、現時点だと、まだまだ「知らない人がシステム開発できる」というものではありません。

コーディングの内容が分かる・読めないと対応できませんし、エラー対応に至っては「エラーとなっているところの勘所」や「その対処方法をどうするか」は、システムが理解できていないと正しく対応できないでしょう。

先日も、一筋縄ではいかないエラーの調査をしていたのですが、
エラーやプログラムコードを連携しながら「この辺りが挙動からすると怪しいから調査してほしい」と、まるで人と協力しながら調査分析しているような感じで進めていました。
(かつ、人がやるよりも爆速で回答が返ってくる・・・)

やはり、この辺りはシステムの知見や経験がないと対処できないところでしょう。
基礎力がより重要な時代がきていると感じます。
個人的には、対応スピードが2〜3倍速になった感触ですね。

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