ChatGPTに始まり、様々なところで(実用的な)AIが使われ始めました。
私も色々と試しつつ、業務でも活用しています。
そんな状況を共有しつつ、現時点のAIの活用・関係性を考えてみましょう。
Copilot for Microsoft 365
期待の、Microsoft Office(Word、Excel、パワポなど)に連動したAIとなる
「Copilot for Microsoft 365」が、一般リリースされました。
Microsoft 365の法人プラン(一部プランを除く)であれば、利用できます。
といっても無料ではなく、1年〜のオプション契約となります。
さっそく私も契約してみました。
(おおよそ5万円/年 かかります・・・)
Officeアプリの内部に組み込まれて、アプリ上で生成AIが使える形になります。
多少使ってみましたが、
まだまだクセが掴めず、慣れも必要だと感じました。
ChatGPT Plusを使う方が遥かに慣れていますね・・・
分かりやすい使い方として、Word内容やパワポスライドの「雛型」をさくっと作ることができる点が挙げられます。
しかし改めて考えると、
本当のド新規の「雛型」を作る機会ってあまりないのです・・・
何かしらの元ネタがあって、それをカスタマイズしながら資料作成することがほとんどです。
個人的には、この点ではあまり利用価値がないと感じました。
OneDrive / Sharepoint に格納されているドキュメントを活用した生成ができるらしいので
その辺りに期待できそうですが、
私はそこにデータを格納していないため、実際のところがよく分かりません・・・
まだまだ色々と試してみようと思います。
RPAの動きもAIで制御
Windowsには、Windowsを自動操作するRPAツール「Power Automate」がインストールされています。
Power Automateは私も活用していますが、やはり定義を作成するのが面倒ですね。
定義を作成するのが楽か、手で処理してしまうのが楽か・・・という、いつもせめぎ合いになりますね。
しかし、そうしたRPAにもCopilotが対応してきそうです。
定型処理には、実は向かない生成AI
このように、様々なシーンでAIを活用していくことになると思いますが、
現時点、注意事項があります。
それは「毎回同じアウトプットにならない」ということです。
例えば、ChatGPTで「A -> B に文章を変換する」といったことをよくやります。
このメルマガも、実はHTMLタグの補完など定型的な作業をChatGPTに実施してもらっていたりします。
しかし、毎回、出力結果がややブレます。
同じ指示の仕方をしても、アウトプットにある程度幅があるのです。
(それが生成AIです)
こうした定型処理は、プログラムを組んだ方がよいでしょう。
それこそ、AIではなく、旧来通りのプログラムが得意とするところです。
生成AIを使ってプログラミングし、そのコードの妥当性を人間が確認。
テストできたコードを使い続ける、というのが定型処理の(現時点の)定石となる気がします。
何はともあれ、便利な道具はどんどん使っていきましょう!
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