【メルマガ】No.1にはご用心(2024年04月23日)

弊社においてもデジタルマーケティングのお手伝いをさせていただくことがありますが、
当然、法律は遵守する必要があります。

商品に関するウソは論外ですが、優良誤認になりかねないケースはありますよね。
発信者として、より注意が必要な時代になってきています。

日経クロストレンド
「No.1広告」摘発ラッシュ わずか2週間で12社 消費者庁が本腰 消費者庁は2024年2月末から3月中旬のわずか2週間あまりの間に、12社の「No.1広告」について、景品表示法違反(優良誤認)に基づく措置命令を出した。消費者庁がNo.1広告に...

「No.1」は、広告のキラーコンテンツ

やはり「No.1」という表記は、大きく目を引きます。
そのため、広告主はあの手この手でNo.1を取得しようとします。

勝手に「No.1」と言うのは論外ですが、うまく細工してNo.1を取るということが横行しています。

作為的なアンケートと作為的な対象を選別することで、No.1を取るのは容易いでしょう。

他にも、Amazonカテゴリランキングなどは、一気に大量購入するだけで簡単に1位が取れます。

No.1のお話ではないですが

レビュー、コメントなども、信頼に足るかは注意が必要ですね。

ステルスマーケティングと言われる、
スポンサーから製品や謝礼を受けとっているにも関わらず
さも一般消費者を装って宣伝することについては
すでに規制がかかっています。

弊社もレビュー依頼をいただくことがありますが、
必ず提供を受けている旨を記載しています。

こちらも、Amazonレビューなどもサクラが多く、信用できるものではないですよね。

消費者として気をつけるべきことは

なぜこのような手口が横行するか。
それは、結局のところ「売れる」からです。

イチ消費者として、「踊らされない」ということが大切だと思います。

No.1であれば、信頼に足るランキングなのか。
例えば「満足度No.1」はどのように測定して、それが意味のあるファクトなのか。

レビュー等であれば、その人が他に書いているレビューはあるのか。
その内容が信頼のおけそうなものなのか。

そういった判断が必要になるかと思います。

今後、AIを活用した(極論言うと)ウソの情報も大量に発生してきます。
そうなった時、大事なことは「信頼のおける人が提供している情報」であることだと感じています。

一つ一つ、信頼を重ねていきたいですね。

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