AppleのVRゴーグル、Vision Pro。
ついに日本でも発売されました。
昔から当メルマガを購読いただいている方は、
私がVRに注目していることをご存じかもしれません。
今回は、ついに発売されたVision Proを使って感じたことをお伝えいたします。
まずは体験してほしい、そんな技術
とりあえず体験してほしい。
まずはそういったタイプのガジェットだと感じました。
ということで、さっそく記事を公開させていただきました。
さまざまな意見が飛び交っているかと思いますが、
まずは自身で体験して、
それから建設的な意見が持てるとよいですね。
(お近くにApple Storeがあれば、無料で体験可能です)
で、実際のところはどうなの?
初号機とは思えないほどの完成度だと感じました。
ふつうに「おおよそは」使える、と言いますか。
まだまだできることが少なかったり、
もっとポテンシャルを引き出せるはず、と感じることもあります。
秋のVisionOS2での進化も楽しみですね。
日本発売をうけ、日本のアプリのリリースも出始めています。
おそらくソフトウェア面は順当に進化していくことでしょう。
目の前の空間がすべてデジタル空間となりますので、
いわば、デジタルで表現できることはおおよそ実現できるでしょう。
空中に画面を出したり、立体感のあるオブジェクトが出たりと、
本当にSFのような世界です。
こうした技術進んでいくと、部屋の飾りなどは不要で、
デジタルで壁にアートをかけたり、小物を置いたり、と、
そんなことが当たり前になるのかもしれません。
ハードウェアの壁
体験はすごいのですが、はっきり言って、ハードウェアの壁はまだまだ厚いです。
もちろん高すぎる価格も問題ですが、
超時間使い続けるには、やはり重いです。
風呂上がりに使おうとすると、レンズが曇ります。
バッテリー消費も大きいです。
言い始めたらキリがなさそうです。
こうしたハードウェアの壁は
そうそう簡単に乗り越えられないと感じます。
いきなり各種センサーが高性能に、軽く、安くなるとは思えません。
だからこそ、ある意味、Appleもある程度 見切り発車で製品を出してきたのかもしれませんね。
(見切り発車といいつつ、かなりの作り込みですが)
使う人が増えることで、色々なアイディアも生まれてくるでしょうし、
Apple Watchの時のように「ガジェットとしての立ち位置」がより明確になってくるかもしれません。
※これは私の所感ですが、当初、
Apple Watchはなんのためのガジェットか分かりませんでした。
今はヘルスケア&通知受信用、というポジションが成熟してきたと思います。
昔、パソコンが出た当時、高くて、すごい使い道があるというわけではなかったと思います。
それが、今はなくてはならない基本技術になっています。
Vision Proがそのような進化を辿るかは分かりませんが、
もしかしたら、このような進化を遂げていく
面白いタイミングを生きているのかもしれません。
この先が楽しみですね!
※なおこのメルマガは、Vision Proに物理キーボードを接続して作成しました。
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