【メルマガ】独占には、解体(2024年08月20日)

当メルマガでもビッグテックの独占話はよく登場しますが、
実現するかはさておき、
Googleに対して大ナタがふるわれる可能性も出てきました。

それは、解体

Googleが持つ事業、例えばAndoroid OSやChrome事業について
売却、他社にライセンス供与する、といった対応を検討中とのこと。

「Googleの分割」をアメリカ司法省が検討中 >>>
https://gigazine.net/news/20240814-google-monopoly-antitrust/

GIGAZINE
「Googleの分割」をアメリカ司法省が検討中 アメリカ司法省はGoogleを独占禁止法違反の疑いで訴えており、2024年8月5日にはコロンビア特別区連邦地方裁判所の判事によって「Googleの行為は独占に当たる」という判決が...

なお、過去、Microsoftが独占に該当した際は、
同じように分割話が出ていたようです。

分割自体はされなかったそうですが、
これらのおかげでGoogleが成長できる余地があったとか。

Googleの利益の源泉、広告

独占と言われた根本は
「Googleは検索広告を牛耳っており、
ライバル企業による競争機会を阻害している」点にあります。

実際に、iPhone Safariのデフォルト検索エンジンを
Googleとしてもらうために、
Appleに年間20億ドル支払っているとも言われています。

もちろん、それ以上の収益が出るため、支払っていると考えられます。

ChatGPTが台頭した時、
Googleがコードレッド宣言(緊急事態)したのも記憶に新しいですね。

Google検索を使う頻度が減るのでは、
Webページを見る頻度が減る(広告を見る機会が減る)のでは、
となったためです。

解体するとどうなるか・・・

そう、Googleの収益は広告なのですが、
事業を解体してしまうとどうなるでしょうか。

もちろん確実なことは言えませんが、
そもそも収益を上げられていない事業については
存続が危ぶまれるでしょう。

トータルで成り立っている事業を解体してしまうことで、
例えば郵政民営化(銀行、保健、郵便)のように
成り立たなくなっていく=高価格可、サービス廃止
こともありえそうです。

なりふり構わず、
AndroidやChromeの有償化、などが起こりえるかもしれません。

大きなインパクトがありそうな、Google解体の検討。
今後の動向にも目が離せません。

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