AIが進化し始めた時に、おそらく訪れると思われた未来。
それは「画像や動画も真実ではなくなる」ということです。
スマホを日常的に使用する現代、
気に留めておかないと、被害を被るのはあなたかもしれません。
画像加工が簡単に
使用されている方は認識されているかと思いますが、
AIを使った画像生成・加工は非常に簡単で、生成スピードもとても速いです。
Adobe Photoshopで「存在しない物体を追加」することは簡単です。
最近のスマホ写真は、そもそも撮った時点で加工されてますし、
AI機能搭載により、さらに大きく加工することも簡単になってきています。
写真を信じて判断するのはリスクとなる時代に
今までだと「写真に写っているのでこれは本当だろう」といった判断をするのが普通だったと思います。
しかし今や、加工されている(偽情報が含まれている)というリスクがあります。
それを信じ、色々な判断を行ってしまうと大きな問題となる可能性がありますね。
例えば、SNSで見た写真(ねつ造されたもの)を元に
誰かに対して攻撃的になってしまった、などは
ごくごくありえるお話ではないでしょうか。
動画の生成や加工も出始めていますが、
これらも時間の問題でしょう。
我々は「写真や動画は真実を表している」と思いがちです。
このスタンスを変えていかないと、今後は危険だと思います。
真の信憑性は、アナログに回帰する?
これらが進化していくと、
最終的には「デジタルは信憑性がない」という時代になるかもしれません。
少し話はそれますが、
私は初めての方とお仕事する際は
最初は可能な限り対面でお会いするようにしています。
まだまだデジタル(オンライン会議)では
雰囲気や空気感のようなものが伝えづらい、ということもありますが、
最後、信じられるかどうかは、アナログ情報の方が信憑性があるためです。
(もちろん、対面で会ったからといって判断を間違えないとは限らないですが)
こうした信憑性(あなたは信じますか?)は、
つきつめると「その人」がどういう人で
信じるに足る行動をし続けてきたのか、
が問われるようになる気がします。
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