【メルマガ】オープンソースの逆襲?(2024年11月12日)

オープンソース。
有志が作り、無償で提供されているソフトウェアです。

しかし、そんな無償の世界で、回り続けられるものでしょうか・・・?

今回のメルマガでは、オープンソースの状況について見てみましょう。

今や、オープンソースなしでは成り立たない

様々な企業で、オープンソースは活用されています。

もちろん商用・サポートがあるソフトウェアを使うケースも多いと思いますが、
オープンソースをメインで使うケースもあるでしょう。
(部分的、一部の部品だけであっても)

しかし、本当に作るのが好きで、
好きなペースで作れるのであればまだしも、
バグや改善依頼が怒濤のように来たらどうでしょうか。

もはや仕事ですよね。

意図的な破壊事例も

今までにはなかったような話も目にするようになってきました。

GIGAZINE
大企業は無償利用せず金銭的支援を行えと警告したのに改めないので作者がついに激怒、毎週2000万回以上ダウ... 人気オープンソースライブラリ「colors.js」と「faker.js」の開発者であるMarak氏が、これらのnpmライブラリを意図的に破壊しました。colors.jsおよびfaker.jsに依存してい...

方法がさすがに・・・とは思いますが、
そうなる気持ちも分かりますね・・・

オープンソースであるWordPressも、
コミュニティに貢献していないということで争いになっています。

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オープンソース運営をどうすべきか

一つ、面白い試みがなされているのでご紹介です。

GIGAZINE
「オープンソースの開発に貢献せず搾取するだけの大企業」の解決方法をDrupal開発コミュニティが示す オープンソースソフトウェアの開発プロジェクトでは「企業が開発に貢献せずに修正依頼ばかり送りつけてくる」といった問題が発生しがちです。オープンソースCMS「Drupal」...

モノが優れていればいるほど、
多く利用されてしまうオープンソース。

まったくのマネタイズ方法がないと、
持続可能な仕組みではないかもしれませんね。。

私もオープンソースの多大な恩恵を受けている一人です。

むしろ、積極的にオープンソースを試してみて、
適材適所なご提案をお客様にしている立場です。

ほんと、感謝しかないですね。

修正依頼等、何かを強要するようなことは
したことはないですが、
バグが発生するような条件の共有や
テストの実施など、
そうした建設的な、協力的なコミュニケーションは大切でしょう。

ふつうに、人と人のコミュニケーションですね。。

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