シンギュラリティ。
「技術的特異点」と訳されますが、人工知能が自己フィードバックで改良を繰り返すことによって、人間を上回る知性が誕生するという仮説です。
ようするに、人工知能が勝手に賢くなっていくということですね。
レイ・カーツワイル氏が2045年に到達すると予測しています。
今回のメルマガでは、このシンギュラリティについてみてみましょう。
個人的には、起こりえることだと考えています
2045年と予測されたのは、2005年にレイ・カーツワイル氏が出版した「ポスト・ヒューマン誕生」と思われます。
この中で、この先にどのようなことが実現されていくかが書かれています。
私は2010年代後半に手に取ったのですが、それまでの経過がおおよそ予測通りで進んでおり、怖さを感じたことを覚えています。
では、今はどう?
ChatGPTに始まる(実用的な)生成AIの登場によって、また一歩、未来に向かっています。
ちょうど、レイ・カーツワイル氏のインタビューがなされていました。
この中では、この先さらに人間が長寿になる技術を獲得し、500歳まで生きるようになると予想されています。
逆に、今から500年前は・・・
まだ室町時代ですね・・・(1524年)
2045年まであと約20年。
柔軟な発想で生きていかないと、このスピードについていけないかもしれません。
一番のネックは、人間か?
シンギュラリティが近づくと、
例えば、人間の病に対する対処法が超高速に発見されるようになるでしょう。
コロナにおいても、様々なテクノロジーを駆使して、ワクチンなども作られました。
しかし、この先の時間軸において、一番ネックになるとしたら
「治験速度」だと感じます。
いくら人工知能が「これがよいです」と言ったとしても、人間の体に作用するものをそのまま投下するのは怖くて仕方がありません。
また、すぐに結果が出るものばかりではないでしょう。
こうした治験にかかる時間が、人間に適用するための一番のネックになっていくのではないでしょうか。
この先、まだまだ面白いことがありそうです。
楽しみですね!
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