セキュリティ対応として、最新版へのアップデートは基本動作です。
しかし、アップデートには罠もあります。
アップデートもリスクあり。
永遠の悩ましい問題かもしれません。
アップデートしたら、トラブる
ご経験の方も多いかも知れません。
アップデートに伴い、そもそも機器が動作しなくなるケースがあります。
つい先日、NASメーカであるQNAPにおいて、そうした自体が発生しました。
iPad Pro(M4)でiPad OS 18にアップデートすると
文鎮になる(動作しなくなる)ケースも記憶に新しいです。
再起動を繰り返すWindows11のアップデートもありました。
※すべて、今年のお話です。
回避困難なケースも
ソフトウェアに不具合があるのは仕方がないですが、
回避困難なケースも多いです。
ソフトウェアの品質を確認するためには、テストを行うのが一般的です。
しかし、上述のような、「同じ環境を用意してテストできる」ケースは、これまた限られてきます。
iPadのアップデートをするために、品質に不安があるのでもう1台iPadを用意する、といったことができるケースは一般的ではないでしょう。
ある程度、勢いでアップデートを行ってみるしかありません。
もちろん、メジャーな機器(iPadのように)であれば、
多少、世間の様子を見てからアップデートするというのは有効でしょう。
(私もたまたまiPad Pro(M4)を持っていましたが、情報を見たのでアップデートはやめました)
打てる手立ては?
完璧な対策はありませんが、
守るべきものは「業務」と「データ」だと考えると、できることはあります。
まず、機器が使えないと業務に致命的な影響を与えるタイミングでは
アップデートをしないこと。
そして、データを守るにはバックアップです。
緊急のセキュリティ脆弱性アップデートなど、一刻を争うようなケースもありますが、
なるべくゆとりが持てるように、うまくアップデートしていきたいですね。
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