【メルマガ】生成AIの利用も、本質を考えることが大切(2024年12月10日)

生成AIの台頭により、様々なコンテンツにおいても生成AIが活用されています。
当メルマガのアイキャッチも、基本的には生成AIで作成しています。

便利な生成AIですが、本当に何にでも使ってよいかは
考えた方がよいかもしれません。

投稿の大半が生成AI!?

ビジネス系に強いSNS「LinkedIn」。

長文投稿も多いSNSですが、以下のような調査が話題になっています。

GIGAZINE
LinkedInの長文投稿は大半がAI生成だった可能性が大 ビジネスユースに特化したSNSのLinkedInへの投稿内容を調べた結果、長文投稿の半分以上はAIで生成されたものである可能性が高いことがわかったことを、AIコンテンツの検出...

ようするに、SNSの長文投稿の多くが生成AIが作ったモノだと思われる、というお話です。

なんだかもやっとする方も多いのではないでしょうか。

“本人が作ったもの”の価値が際立つか?

これ、なぜもやっとするかと考えたのですが、
「本人が作成したと思っているものが、生成AIだった」という点だと感じました。

私自身、生成AIは多く活用していますが、
SNS投稿に使うことはありません。

それは、「それって、投稿する意味あるの?」と感じているためだったのかもしれません。

技術の進歩で、作成者がAIなのか人間なのか、より判断がつく時代がくるかもしれません。

そうした時に、SNSのような投稿で「AIが作成したものだった」ということが分かると・・・
今まで積み上げてきた信頼は、一気になくなるでしょう。

価値の本質は?

結局のところ、その価値の本質が何で、それは何が満たせていないとダメなのか。

そうした点が重要なのだと感じます。

今回、人と人のコミュニケーションをとりたいケースで「生成AIだった」と分かると、
とたんに信頼がなくなるでしょう。

しかし、SNSであっても
情報共有や広告のような内容であれば、
生成AIだと分かっても
位置づけがコミュニケーションではないので
あまり気にとめることはないでしょう。

デジタルが恐ろしいのは、技術の進歩により
後で真実が検証される可能性があるということです。

上辺だけではなく、本質を考えて道具は使っていきたいですね。

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