何ごともネーミングは大切です。
よいネーミングは、関係者の認識のズレを少なくし、
その言葉が本来持つ意味に近づけてくれます。
今回のメルマガは、そんなお話です。
「下請け」を「中小受託事業者」へ
標題の通りですが、「下請け」を「中小受託事業者」と呼ぶようにしましょう、という方針が固まったようです。
「下請け」を「中小受託事業者」へ 政府 用語改める方針固める >>>
そもそも、「下請法」という法律までありますからね。。 >>>
私は前職時、若いころから
『委託先のシステム会社さんを「パートナー」と呼びなさい』
と指導されていましたので、
こうした言い方には特段違和感はないのですが、
これは、意識付けとして効果はあったと感じます。
個人的には、中小ってつける必要あるかなぁ?と思いつつも、
会社法などでも規模によって区分しないといけないケースは多いので
まあ、いたしかたないところですかね。
システムプロジェクトでも、スローガンは大切
言葉には魂が入ります。
例えば、今使っているシステム基盤が古くなり、新しくしないといけない状況だとします。
そして、これを機に、業務面のメリットも作りつつ、新しい技術へのトライを行うプロジェクトとするとします。
実施する内容は同じだとしても、以下の2パターンだと
関係者は何をイメージし、どのように行動していくでしょうか。
・基盤老朽化対応
・業務実現速度を上げる新基盤構築へチャレンジ
一つ一つの言葉を大切にすることで、積み上がる
似たような言葉はたくさんありますが、
それらを適切に使えるか。
こうした力は、大いにビジネスでも役に立ちます。
私も当メルマガに限らず、
レビューや執筆等、書くお仕事はたくさんあります。
まだまだ至らないところはありますが、
常に「言葉」は意識して、精進していきたいと思っています。
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