連日のように話題になる、インターネット等を使った詐欺事件。
AIの進化で、ついに懸念していたことが起きつつあります。
セキュリティを高めるには、まず、知ること。
今回のメルマガ、見てきましょう。
日本がターゲットに
簡単に言うと、日本がターゲットになりつつあるということです。
日本を標的にした詐欺メール急増 4月は世界の8割以上占める >>>
「日本を標的」にした詐欺メールが
世界で確認されたうちの「8割以上」を占めたとのことです。
私自身、最近は証券会社を語ったフィッシングメールが
大量に届くようになったな、と感じています。
(迷惑メールフォルダに、ですが)
どうして日本が?
詐欺をするには、その国における自然な言語で話せないと、
「これはおかしいな」と感じてしまいます。
今までは海外からの攻撃は
この「言葉の壁」があり、攻撃効果が弱かったのですが、
生成AIの成長により、クリアできつつあります。
よくよく読むと「ん?」と思うこともあるのですが、
そもそも日本人が書いたメールでも「ん?」と思う内容もあります。
それが本物か、詐欺か、ということを
文面で100%判断することは難しくなってきました。
そして、なぜ日本が「8割以上」となったか、
について、個人的には以下のように感じます。
・セキュリティが弱い
・お金を持っている
これらに該当するのであれば、
それは費用対効果からも攻撃が増えるのは当然でしょう。
とにかく、メールリンクから開くな
もはや、文面を見て判断しましょう、は
やめた方がよいでしょう。
フィッシングメールは、とにかく偽サイトに誘導させないと話が始まりません。
そのため、例えば「XXX証券」のメールで
どうしても内容が気になったのであれば、
・保存済みのブックマークからアクセスする
・Google検索などからアクセスする
など、メールにあるリンク以外からアクセスしてください。
※Google検索なども、偽サイトが表示される可能性はあるのですが、
今はメール内リンクの方が危険度は桁違いに高いでしょう。
メールのリンクをクリックしてよいのは
「自分がアカウント作成などの作業中に
メールアドレス認証のために送信されてきたメールくらい」
と覚えておきましょう。
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