ダークパターン。
例えば、サブスク等の解約方法を分かりにくくし、諦めさせる、といったようなパターンのことを指します。
【メルマガ】ダークパターンにご用心(2024年12月17日) >>>
こうしたダークパターンをなんとかしよう、という動きも出てきています。
ダークパターンを使っていない認定(NDD認定制度)
ダークパターン対策協会が、「NDD認定制度」を始める、というお話が出ています。
消費者欺く「ダークパターン」撲滅へ “誠実なWebサイト”認定制度 >>>
そもそもNDD認定制度が普及するのか、
認知されるのか、という問題はありますが、
取り組みとしては非常に面白いなと感じました。
また、誠実なサイトを作る上での
一つの判断軸としても使えるのでは、と感じました。
法制度も追いついてくるか?
ダークパターンは日本に限った話ではありません。
アメリカでは訴訟も起きています。
米当局がウーバーを提訴、サブスク契約の「ダークパターン」で >>>
様々なサービスのサブスク化は増えていくでしょうし、
消費者不利とならないような法整備の必要性は増していくでしょう。
サブスクへの引き落としを止める
しかし、上記はあくまで「ダークパターンを行う企業を抑止する」方向です。
消費者からすると
「もうそのサービスは使わないので、支払いを止められればどうでもよい」
というのが、本質的なところではないでしょうか。
多くはクレジットカード決済での契約となりますが、
ここに、一つ仕掛けを入れられれば、
消費者側からの対応も可能だと感じます。
つまり、クレジットカード会社に
「このサービスからの引き落とし指示は認めない」ということを
指示できるようにすればよいのです。
もちろん、その差し止めが正当な理由かどうかの判断が必要ですので
難しい問題をはらんでいますが、
どちらにせよ、クレカから引き落としできなかった場合は
サービス側はサービス提供を停止するでしょうから、
そのケースと大差ない気もします。
ちなみに、「PayPal」を使って月次引き落とし等を登録すると、
PayPalでその登録を停止することができるのですよね・・・
一時的に利用するサービスで
PayPalが使えるケースは、
私は必ずPayPalを使うようにしています。
もちろん、正規解約するのが正しいのは言うまでもないですが、
最悪の手段として、停止できる手段は持っておきたいですね。
(特に、海外のサービスの場合は、さらにリスクを感じますし)
なお、ダークパターン自体は
サブスク解約のお話だけではありませんので
ご注意くださいませ。
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