「永遠」。
長い目で見ると、この世の中に「永遠」なものはありませんが、
人としては、永遠を求めたくなるものです。
インターネットが普及し始めてからまだ30年ほどですが、
永遠とは「ほど遠い世界」で、文化を継承する動きがありそうです。
ニフティ、個人向けホームページサービス開始30周年 ホームページ文化の継承に向けた取り組みを開始 >>>
ネット上の情報は、すぐに消える
インターネットの黎明期に流行った「ホームページ」。
※黎明期(れいめいき)とは、
「新しい時代や分野が始まろうとする初期の段階、
または夜明けのような時期を指す言葉」です。
多くはプロバイダやレンタルサーバーを借りての公開でしたが、
2000年以前のホームページで
まだアクセスできるサイトは極小ではないでしょうか。
私も学生時代(2000年以前)に
ホームページを公開していましたが、
こちら、完全抹消しています。
※これは意図的に、であり、
実はまだ当時のプロバイダとの契約がありますので
そのまま公開しておくことは可能でした。
古くからあるホームページサービスは
今やサービス終了(閉鎖)されることもあり、
消すつもりがなくとも、
ホームページが消えてしまうことになってしまいます。
そんな中、ニフティは続けます、というのが冒頭のリンク記事ですね。
技術が進化した現在は、さらに「消える」
黎明期のホームページは自身の資産ともなりましたが、
個人の発信としては
今はSNSやブログサービス(note等)が
使われることが多いでしょう。
こうしたプラットフォームへの依存は、
簡単に情報が消えてしまいます。
SNS等は、そもそも過去情報が
(存在したとしても)簡単には見つかりませんし、
プラットフォーマーの都合で
情報自体が消されてしまう可能性もあります。
(言われのないアカウントBANなどもありえます)
技術が進化すればするほど、
いともたやすく情報が消えるというのは
世の常なのでしょうか。
(石板が強い、と言われる所以ですね)
「永遠」への仕込みを
できるだけ永く、という点については、
どこにコンテンツを作成するかは考えるべき点だと感じます。
もちろん、それが「残したいコンテンツ」という前提ではあります。
幸い、インターネットには「自身が権利者」となれるような仕組みがあります。
インターネットそのものが
プラットフォーマーに左右されにくい仕組みですし、
ドメインは、自身で取得したドメインであれば
基本的には誰に左右されるものでもありません。
ドメインから派生するURLやメールアドレスは
プラットフォーマーに左右されない
永く使えるものでしょう。
(自由に移管できますので)
コンテンツの作成は、人生の一部です。
うまく活用していけるとよいですね。
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