【メルマガ】システムも、結局は人ですよ(2025年09月16日)

私、石黒はシステム技術書を
出版させていただいております。

出版物(石黒直樹) >>>

もちろんシステムに関する内容になるのですが、
最終的には「システムも、結局は人ですよ」といったことを
お伝えしております。

結局は人

「システム」というと技術的なことに意識がいくと思います。

ただ、ビジネスでシステムを活用するには・・・
という観点に立つと、
色濃く「結局は人ですよ」という点が重要になってきます。

この言葉にも色々な意味合いがあります。

  • システム開発は、人のスキルレベルによって完成度がまったく変わる
  • システムにかかる費用は、人の人数に大きく依存する
  • 人の体制・コミュニケーションがどううまく作れるかが成功の鍵

等々、他にも色々とあるのですが、
(このあたりは拙著を読んでいただくとして・・・)

さらに気を引き締めていかないといけない時代に
なってきていると感じる点があります。

ようするに、スパイ

財務省、外務省、警察庁、経済産業省が、
日米韓と共同声明を出しました。

日米韓「北朝鮮IT労働者に関する共同声明」及び「北朝鮮IT労働者に関する企業等に対する注意喚起」の公表(令和7年8月27日)>>>

ようするに、
(悪意をミッションとした)北朝鮮IT労働者が
企業に入り込んでくるため、
企業は注意してください、というものです。

「国籍や身分を偽って」とも書かれていますので、
「うちは大丈夫」というわけにもいかないでしょう。

特に、リモートでしかコンタクトしないような
ケースは注意かと思います。

システムは、内が脆い

一般的に、システムは外からの攻撃は
頑張って防御していますが、
内(=つまりは社員や関係会社)からのアクセスは
ゆるい傾向があります。

対応や作業を行う上で当たり前ではありますが、
つまりは「内部の悪意」には弱いわけです。

セキュリティ面においては
「内部でセキュリティ教育をしましょうね」
といった話にもなるのですが、
そもそも、国家レベルで悪意を持って入ってくるということは
もはやそんな次元の話ではないです。

教育しようもないわけです。

これは、確固たる仕組みで防いでいくしかないでしょう。

タイトルの通り
「結局は人ですよ」
となりますが、
「そもそも迎え入れてはダメ」というレベルまで
注意を払っていかないといけない時代なのですね・・・

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