私、石黒はシステム技術書を
出版させていただいております。
もちろんシステムに関する内容になるのですが、
最終的には「システムも、結局は人ですよ」といったことを
お伝えしております。
結局は人
「システム」というと技術的なことに意識がいくと思います。
ただ、ビジネスでシステムを活用するには・・・
という観点に立つと、
色濃く「結局は人ですよ」という点が重要になってきます。
この言葉にも色々な意味合いがあります。
- システム開発は、人のスキルレベルによって完成度がまったく変わる
- システムにかかる費用は、人の人数に大きく依存する
- 人の体制・コミュニケーションがどううまく作れるかが成功の鍵
等々、他にも色々とあるのですが、
(このあたりは拙著を読んでいただくとして・・・)
さらに気を引き締めていかないといけない時代に
なってきていると感じる点があります。
ようするに、スパイ
財務省、外務省、警察庁、経済産業省が、
日米韓と共同声明を出しました。
日米韓「北朝鮮IT労働者に関する共同声明」及び「北朝鮮IT労働者に関する企業等に対する注意喚起」の公表(令和7年8月27日)>>>
ようするに、
(悪意をミッションとした)北朝鮮IT労働者が
企業に入り込んでくるため、
企業は注意してください、というものです。
「国籍や身分を偽って」とも書かれていますので、
「うちは大丈夫」というわけにもいかないでしょう。
特に、リモートでしかコンタクトしないような
ケースは注意かと思います。
システムは、内が脆い
一般的に、システムは外からの攻撃は
頑張って防御していますが、
内(=つまりは社員や関係会社)からのアクセスは
ゆるい傾向があります。
対応や作業を行う上で当たり前ではありますが、
つまりは「内部の悪意」には弱いわけです。
セキュリティ面においては
「内部でセキュリティ教育をしましょうね」
といった話にもなるのですが、
そもそも、国家レベルで悪意を持って入ってくるということは
もはやそんな次元の話ではないです。
教育しようもないわけです。
これは、確固たる仕組みで防いでいくしかないでしょう。
タイトルの通り
「結局は人ですよ」
となりますが、
「そもそも迎え入れてはダメ」というレベルまで
注意を払っていかないといけない時代なのですね・・・
メルマガ『Professional's eye』
"意見が持てる"デジタルコラム
週1回配信、3分で楽しめます。
送信いただいた時点で「Privacy Policy」に同意したとみなします。
広告を含むご案内のメールをお送りする場合があります。