【メルマガ】AI利用状況の今、思うこと(2024年09月24日)

2022年11月末にChatGPTが公開され、もうすぐ2年になります。

生成AIは、ある程度実用レベルの技術だと感じていますが、
みなさまの利用状況はいかがでしょうか。

今回のメルマガでは、私の利用状況について共有いたします。

ChatGPTが主

最初に使い始めたということもありますが、
ChatGPTがメインのAIツールです。

有償版のChatGPT Plusを使っています。

当メルマガのアイキャッチ(冒頭の画像)作成にも使っていますし、
考えごとをする際の壁打ち役や
文章内容の要約などにも使っています。

また、プログラミングやサーバ構築する際も大活躍です。

(画像を除き)全般的に「そのまま使える」ことは少ないですね。
ノウハウを元に、何かしらの判断が必要とはなります。

唯一の正解や精度を求めず、情報収集・整理するためには非常に有益ですね。
Google検索をひたすら繰り返す時間が相当削減できています。
部下にお願いするようなものと同じですね。

一般的な情報(機密情報は不可)にしか使わないので、
その業務固有の情報がなくて・・・といった困りごとは
今のところありません。

ChatGPTがなくなると業務が破綻するような依存はしていませんが、
生産性が相当落ちるのは間違いないですね。

Microsoft Copilotは、使い方が相変わらず分からず

裏はChatGPTと同じOpenAI社のエンジンですが、
どこまで使い勝手がよいのかに興味があり契約しました。
(Windows Copilotではなく、パワポやExcelなどで使えるCopilotです)

現時点の結論ですが、「使い物になりません」。
(高額なのですが・・・)

生成AI自体、基本的には「ふわっとした」内容しか生成できません。
それは技術の特性です。

ですので、業務としてしっかりと仕上げる必要のあるOffice系のツールで、
ふわっとしたものを出されても使い物にならないわけです。

正しい数値を書かないといけない時に、
それっぽい値を表示されても困るわけです。

パワポでスライドを生成してもそのまま使えません。

そもそも、イチからパワポを起こし始めることは少なく、
既存のファイルをコピーして内容を書き換えますよね。
細部の調整も必要ですしね。

Wordで内容を提示されてもChatGPTと同じじゃん?となりますし、
Excelでデータ分析などは(私は)そこまで行いませんし・・・

Teams会議の文字起こしなどもありますが、
これは先方との情報でもあるので、使うシーンがありません。。

自動ツールのRPAでもある「Microsoft PowerAutomate」は
自動化処理をCopilotで定義生成できるようになると
ガンガン活用できそうな気がしますが、まだこれからの世界ですね。
(強化されていく予定です)
一番ココに期待しています。

現時点では、ChatGPT Plusで十分、と判断しています。

GitHub Copilotも個別契約必要か?

プログラミングなど、システム開発する時に活用できそうなGitHub Copilot。

すごい勢いで色々な機能が強化されていますので
最新状況は把握できていませんが、
私が使っていた数ヶ月前の状態についてです。

確かにプログラミングコードの生成などはできるのですが、
正直、ChatGPTとの違いを見いだすまで使いこむことはできませんでした。

後日、システムを1つ構築する予定ですので、
あらためて、進化したGitHub Copilotを使ってみようと思っています。

Google Geminiの利点は・・・?

スマホを購入した時に特典としてGeminiの有償プランがついてきましたので、
利用開始してみました。

チャットはChatGPTと(使い勝手として)そんなに大差ないですし、
その回答精度は「ズバりを求めていない」ということもあり、よく分かりません。

スマホ内の様々なシーンでAI連動するはずなので、
色々と使ってみようと思います。

この後出てくる、Apple Intelligence も似たようなものでしょうか。


これらのツール、AIエンジンの質が必要なのは当然ですが、
この先は、使い勝手の良さと、セキュリティ面の取り扱いが
どのツールを使うか(契約するか)に影響すると感じています。

特に意識せずとも動いてくれる、
優秀なアシスタントのような存在となるのが
目先の最終形かもしれませんね。

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