「情報銀行」をご存じでしょうか?
そういえば今どうなっているのだろう・・・?とふと気になり、現状を調べてみました。
どうやら2016年、2017年頃からの話題のようで、今もまだ何かしらの動きはあるようです。
「情報銀行」って?
「銀行」と名前がついていますが、銀行とはまったく関係がなく、行動履歴や購買履歴のような個人情報に紐づくITデータに関するお話です。
「情報銀行」という機能(企業・組織)があり、そこに、個々人がITデータを預託、情報銀行は匿名化などを行い、関連する事業者に情報提供したりしてデータを有効活用しよう、というものです。
(Tポイント?)
まあ、ITデータを使って産業を盛り上げようぜ!みたいな感じでしょうか。
プライバシーやセキュリティにおいて高いレベルが必要ですので、認定制度のようなものがあります。
若干、サービスモデルの例が書かれています。
個人情報(個人の履歴など)を提供することで、代わりに割引クーポンやパーソナルトレーニングメニュー等を便益として受けとる・・・みたいなことになっています。
現状は?
ボチボチと動きはあるようです。
(最近の、見つけた記事です)
詳細はよく分かりませんが、ただのオマケ付きのアンケートのような気が、、、
まあ、今のままでは、、、
結果は火を見るより明らかですね。
ビジネスに活かそう、という視点で取り組もうとしていますが、データの提供者=個人に、壊滅的にメリットがありません。
さらに、そもそも、どちらかというと提供したくないようなデータです。
そして、提供する価値自体が「それ、情報銀行がないとできないことなの?」というレベルです。
利用する側(データを使って事業をしたい側)としての思惑はすごく分かるのですが、顧客目線を完全に失ってますね・・・
今後、どのようになるかは分かりませんが、典型的な「企画の筋がそもそも悪いので、何をやってもダメ」なパターンですかね。。
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