Twitterのドタバタを機に、一気に利用者を獲得したMetaの「Threads」。
みなさま、お使いでしょうか?
私も、現時点ではアプリのこやしに・・・
いくつものSNSを抱えるMetaですが、禁じ手(?)を行ってきているようです。
なぜ他のサービスとの連携が必須なのか
まず、Threadsのアカウントのお話から。
作成された方はご存じかと思いますが、ThreadsのアカウントはInstagramのアカウントへのリンクが必須となっています。
はっきりいって、別SNSを作るのであれば、今までのしがらみや立てつけとは別のアカウントとして作りたいです。
引きずるのであれば、新しいSNSの意味がありません。
自分からリンクをしてSNS同士をつなげていくのはよいのですが、必須となると話は違います。
最初、これは「またか・・・」と思いました。
というのも、VRゴーグルの「Ocuras Quest」(今はMeta Quest)で、Facebookのアカウント利用が必須になったことがあるためです。
Facebookと連携したい要素は、微塵もありません。
この件は大きな波紋を呼び、現状はMetaアカウントとして独立して作成できるようになっています。
(もちろん、連携は可)
Threadsの投稿が、FacebookやInstagramに
そして、必須であるが故に、やらかしがはじまっているようです。
Threadsへの投稿内容が、FacebookやInstagramに掲載され始めているとのこと。
Threads利用の促進のためと思われますが、オプトアウトする手段もなく、防ぐ手立ては(執筆時点)ないようです。
利用規約の内容が・・・とは次元の違う、ユーザーを無視した対応と言い切っても過言ではないでしょう。
あなたの提供するシステム・サービスで、そのようなことをしていませんか?
不必要な自社システム・サービスとの連携。
過剰なまでの外部システム・サービスとの連携。
付加価値を向上していかないといけないビジネス命題はあるかもしれませんが、
システム・サービスは何かをすればするほどコスト高になります。
結果的に、不要な機能だらけのシステム・サービスとなり、でもコストは高い、といった状態になります。
これは誰得なのでしょうか?
本質的な価値を見失わずに継続していくことが、本当に価値のあるものを提供できるのだと思います。
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