「IPA(情報処理推進機構)」は様々な情報を提供してくれていますが、昨年末に「デジタルスキル標準(DSS)」といった情報が公開されました。
本編は139ページとそこそこのボリュームです。
ようやく目を通すことができましたので、ご紹介いたします。
デジタルスキル標準とは?
DXを行うためにはどういう人材が必要か。
「どういったスキルが必要か」と「必要となるマインドやスタンス」が整理されています。
〜以下、引用〜
企業がDXを実現するには、企業全体として変革への受容性を高める必要があり、企業に所属する一人ひとりがDXの素養を持っている状態、すなわちDXに理解・関心を持ち自分事としてとらえている状態を実現することが不可欠です。さらに、実際に企業がDX戦略を推進するには、関連する専門性をもった人材が活躍することが重要となります。このDX推進における人材の重要性を踏まえ、個人の学習や企業の人材確保・育成の指針として、以下の2種類からなる「デジタルスキル標準(DSS)」を策定しました。
〜引用ここまで〜
どうやって活用しようか・・・
この「デジタルスキル標準」自体が、結構な専門的な内容になっています。
DXに前向きな方は「こういったことが必要なんだな、このスキルの詳細を身につけてみようか」となると思います。
が、おそらく大多数の方はそうではないでしょう。
どちらかと言うと、そうした大多数の方に向けて「マインド・スタンス」からしっかりと理解してもらう必要があります。
どのように主体的に動いてもらえるようになるか・・・は、組織としての大きな課題な気がします。
少なくとも、経営層や上層部が主体的に旗振りできないと、なかなか難しいものだと感じます。
まずは資料をご覧いただき、「こんなに色々なスキルが必要なのか、、、ひぇー」とお感じいただけるだけでも、最初の第一歩かなと思います。
(P69〜あたりです)
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