IPA(情報処理推進機構)より今年の「情報セキュリティ10大脅威 2023」が公開されました。
(毎年公開されています)
知っているだけでも、随分と身を守れるケースがあるでしょう。
さらりと見てみましょう。
情報セキュリティ10大脅威 2023
ほぼ例年通りのランキングですが、個人・組織ともに、10位に圏外だった脅威が上がってきています。
個人10位:
ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害
法人10位:
犯罪のビジネス化(アンダーグラウンドサービス)
それ以外はよく言われている脅威で、これは「目新しい事象ではないので、対策を継続していれば防ぎやすい」「しかし、根本的にゼロにすることは難しい」といったところでしょうか。
IPAの資料は、脅威のお話だけではなく
「情報セキュリティ10台脅威の活用法」
「情報セキュリティ対策の基本と共通対策」
といった情報も公開されています。
チラ見レベルでも、ぜひご覧いただくことをオススメします。
なお、以下は私見です。
日本は「日本語」という言語の壁があるため、攻撃者にとっても敷居が高いものがあるのでは、と感じます。
ChatGPTの台頭や翻訳の向上により、そうした敷居が低下。
この先は、スパムメールを中心に「今まで言葉が怪しいから気がつけた」脅威が猛威をふるうのでは、と考えています。
普段、目にしない方にこそ、ぜひ。
こういったセキュリティ話は、とにかく専門的で、とっつきにくいものです。
用語も横文字が多く、理解のハードルを上げてきます。
当メルマガも、デジタルに強い・興味関心のある方が多いかと思います。
そういった方は、ぜひ、周りの方に「こんな事件があったらしいから、xxのようにして注意しよう〜」と、話題に上げていただけますと幸いです。
よく例え話で言うのですが・・・
インターネットに接続した時点で、犯罪者はいつでもどこからでもあなたを狙えます。
あなたがもしスラム街に住むとしたら、鍵もかけずに住めますか?
ネットでは隣人だけではなく、世界中の犯罪者が狙ってくるのです。
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