ITにおいては、海外(特にアメリカや中国)に依存したものが多いです。
PCやスマホ、ルータといったハードウェア系もそうですし、ソフトウェアについてもそうです。
クラウドやデータセンターなども、純国産と言えるものは少ないのではないでしょうか。
何か有事があった際に、こうした点は弱点となります。
しかし、日本でも頑張っている分野はあります。
今回のメルマガでは、そのような情報をお伝えいたします。
国内の動きをピックアップ
いくつか「これは!」と感じた記事をご紹介いたします。
GPU自体は国産ではないでしょうけど、それを稼働させるインフラであるデータセンターを国内にかまえる、というお話です。
記事にもある通り、デジタル分野は4.7兆円規模の貿易赤字とのこと。
AWS、GCP、Azure等を使う、ということは、外部にお金が流れていっているということでもあります。
(もちろん、利用料の全てが海外に流れているわけではなく、必要経費は国内で消費されていると考えられます。)
次を見据えると、量子計算機でしょう。
兵器として活用されると、とんでもないインパクトとなるのは明らかです。
(兵器・・・サイバー攻撃も含みます)
意外や意外、リレーショナルデータベースの分野でも頑張っています。
国産RDBMS、「劔(Tsurugi)」です。
オープンソースのRDBMSはさておき、商用のOracle Databaseなどが利用を止められてしまったら、かなりのシステムインフラの息の根が止まる気がします・・・
国産の重要性
何が起こるかが本当に読めない世の中になってきました。(物騒な意味で)
経済的な面もありますが、国防の観点でも国産の重要性は増しています。
何事も、自立 & 自給自足 できる力を持っておくことの重要性を感じています。
これは、国レベルもそうですし、個々の経営レベルでも、個人レベルでも同様ですね。
国産を応援するには?
端的には、そのサービスを使い、そこにお金を使うことでしょう。
賛否両論あるとは思いますが、声だけの応援は意味を成さないと思っています。
未来、大局を考えて、どのような行動をするのがよいかを考えていかないといけないと感じます。
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