【メルマガ】フォートナイトの乱、決着(vs Apple)(2024年01月30日)

フォートナイトを要する米Epic Gamesが米Appleを独占禁止法で訴えた裁判。

米最高裁判所が審理請求を却下したことから、裁判は決着しました。

ほぼ米Epicの敗訴と言える内容でした。

フォートナイトの乱って？

フォートナイトの乱、という呼び方をしているわけではありませんが(笑)、

iOS上で配信していたゲーム「フォートナイト」が「独自課金を実装した」ということでAppStoreの規約違反、アプリがリジェクトされたという事件です。

米Epic社は、決済手段の方法が他になく手数料30％は取りすぎ、など独占禁止法等に違反していると訴訟。

様々な議論を巻き起こしながら、審議されていきました。

裁判の成果は？

米Epicの主張10点のうち、認められたのは1点。
「App Store以外の決済オプションが提示できない」という点のみでした。

しかし、個人的には裁判を行った成果は大きかったと感じています。

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小規模事業者においては手数料が15％になった

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サイドローディングが各国での議論となり、EUにおいては事実上Appleを狙い撃ちした法律を制定

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韓国App Storeでは、サードパーティ決済が可能に

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まだまだ色々と問題ははらんでいますが、訴訟が波紋を広げたのは間違いないでしょう。

これも民主主義？

皆が不満に思っていることは、解消する方向に向かう。
大きな民間 vs 政府。

様々なパワーバランスで成り立っている世界は、健全と言えるのかもしれません。